仕事を続けるのが難しいと感じるあなたへ
仕事を続けるのが難しいと感じたことはありませんか?
私自身、これまでに不動産営業、自動車販売等々とさまざまな職を経験してきました。しかし、どの仕事も長く続けることができず、何度も転職を繰り返してきました。
理由は大きく分けて二つあります。
- 注意されると落ち込み、仕事のミスを減らせなかったこと
- 感情のコントロールが難しく、周囲と衝突することがあったこと
- 短期的な集中力が高く、体力を考えずにパフォーマンスを発揮し、途中で精神的にも肉体的にも疲弊してしまうこと
私は自分の特性を理解し、対策を講じることで、仕事を続けられるようになりました。本記事では、私が実践して効果を感じた「仕事を続けるための7つの工夫」を紹介します。
仕事を続けるための7つの工夫
1. 仕事のミスを減らすためのチェックツール活用
仕事で注意されることが多いと、自己肯定感が下がり、「自分はダメなんじゃないか」と感じてしまいますよね。私も同じでした。しかし、ミスを減らすためのツールを使うことで少しづつではありますが、改善していきました。もちろんミスは1回だけではありませんので、都度ツールのアップデートもしながら進めることが大切だと感じました。エクセル等でチェックリストを作成するのもおすすめですが、手帳やノート等で日々細かく管理することが大切です。
実践したチェックツール
- ToDoリストの活用(スマホアプリや手帳に「やるべきこと」を書き出す)
- 業務ごとのチェックシート(作業の流れを明確化し、チェック項目を設ける)
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→ 〈図解〉仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術
2. コミュニケーションを円滑にするための「メモ活用」
発達特性があると、相手の話を理解するのが難しいことがあります。私は会話を忘れやすく、仕事の指示を聞き逃すことがよくありました。そこで、「メモを取る習慣」を徹底しました。元々面倒くさがり屋でメモをとることが苦手でしたが、癖づけしてしまえば当たり前のようにメモを取ることができてきますよ。
✅ 具体的な方法
- 相手の話を聞きながら「キーワード」をメモ
- 業務フローを図式化して整理する
- 1日の業務開始前に「今日やること」を書き出す
📌 【おすすめ書籍】
→ ToDoリスト 時間管理ノート
3. 感情のコントロールが難しいときの対処法
仕事中にイライラしてしまうことや、落ち込んでしまうことはありませんか?
私の場合、特に「注意されたとき」に感情が爆発しそうになることがありました。というか爆発したことは数え切れません・・・ただ、そんなことを繰り返してはいけませんので、これも色々と試行錯誤をして改善していきました。
✅ 実践した方法
- 深呼吸をする(イライラしたら3回ゆっくり吸って吐く)
- いったん席を外し、5分だけクールダウンする
- 音楽を聴いて気持ちを落ち着ける
4. 仕事で落ち込んだときのリカバリー方法
ミスをしたときに自分を責めすぎると、仕事を続けることが苦しくなります。私はよく「なんで自分はこんなにダメなんだろう」と考えていました。周りの人を見ているとそんなミスしないのに、自分ばかりミスしているような感覚になってくるんですよね。特に私の場合は人よりもたくさんの仕事をこなそうとするのでその分ミスも多かったように思います。
✅ 乗り越えた方法
- 1日の終わりに「良かったこと」を3つ書き出す
- 失敗を「学び」として記録する
- 自分を責めるのではなく「次どうすればよいか」を考える
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→ 鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法
5. 長期間働くためのメンタルケアと環境調整
長く働くためには、「自分が快適に働ける環境」を作ることが大切です。私は転職を繰り返す中で、自分に合う職場と合わない職場があることを学びました。それをリストアップしてなるべく自分に合う環境の職場への転職活動を行うのも、1つの方法ですし、仕事のペースも意識的に落とすことも試していました。
✅ 実践したこと
- 適度に休憩を取る
- 合わない職場なら無理せず転職を考える
- 仕事後のリフレッシュ時間を確保する
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→ 40代のためのライフハック: 忙しいだけの生活から脱却、今日からできる簡単ライフハック集
6. 副業を考えることで気持ちが楽になる
私は仕事を続けることが不安だったので、副業を始めることで気持ちを安定させました。特にブログ運営は、発信を通じて同じ悩みを持つ人とつながることができました。
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→ 「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ スキマ時間で自分の「好き」をお金に変える!
7. 仕事を続けるための支援制度を活用する
傷病手当や障害者雇用など、仕事を続けるための支援制度を活用することも一つの方法です。私もメンタルの不調で仕事を休んだときに「傷病手当」を利用して治療に専念し、職場復帰を実現したりして、メンタルケアをしながらできる限り仕事を続ける工夫をしていました。
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→ 教えて、くま先生! こんなときどうする?社会保障あんしん教室
まとめ:発達特性があっても仕事を続ける道はある
仕事を続けるのが難しいと感じることは、決して珍しいことではありません。私自身、多くの仕事を経験しながら「自分に合った働き方」を模索してきました。
今回紹介した7つの工夫を取り入れれば、少しずつ働きやすくなるはずです。無理に頑張りすぎず、自分に合う方法を見つけてください。
※必読※とびーのおすすめ!ADHDの当事者やご家族に一度は読んでいただきたい書籍「ADHD2.0 特性をパワーに変える科学的な方法」
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