「やることが多すぎて頭がパンクする」「タスクを後回しにしすぎて締め切り直前で慌てる」そんな経験はありませんか？ 私はこれまでの仕事で何度もあります。ADHDの人にとって、タスク管理は大きな課題ですが、一般的なToDoリストはうまく機能しないことが多いです。そこで、シンプルかつ続けやすいタスク管理法を私の実経験を元に紹介します。
ADHDに合ったタスク管理の考え方
ADHDの方は、計画を立てるのが苦手だったり、一度に多くのことを抱え込むと混乱しやすかったりします。そのため、タスク管理は「シンプル」「視覚的」「柔軟」な方法を取り入れることが重要です。
おすすめのタスク管理法
1. タスクを「見える化」する
やるべきことをすべて書き出し、「今日やる」「今週やる」「後回しでOK」に分類しましょう。このとき、デジタルツールを使うと管理しやすいですが、デジタルツールでは中々定着しない場合は紙等のアナログツールを利用しましょう。
2. 優先順位を決める
「緊急かつ重要なもの」「重要だけど緊急ではないもの」「緊急ではないし重要でもないもの」に分けて考えると、どれから手をつけるべきか分かりやすくなります。ただし、別の記事でもお話しをしましたが、タスクが進行中の状況下で優先順位付けは非常に難しいです。重要なのは１日の始まりや、終わり等余裕のあるときに前もって順位付けをすることです。
3. 作業時間を区切る
長時間の作業は集中が続かず、逆に効率が落ちることが多いです。ポモドーロテクニックを使い、25分作業＋5分休憩のリズムを作ると、集中力を維持しやすくなります。
まとめ
ADHDの方にとって、タスク管理は「見える化」「優先順位付け」「時間を区切る」の3つを意識することが大切です。シンプルな方法を取り入れ、少しずつ習慣化していきましょう！
※必読※とびーのおすすめ！ADHDの当事者やご家族に一度は読んでいただきたい書籍「ADHD2.0 特性をパワーに変える科学的な方法」
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